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第107号 いきなり応用問題

囲碁の勉強しているのに強くならない、っていう人、
案外多いようです。

勉強していないから強くならなくてもしょうがない・・・
って思っている人の次に多いかも。

後者のような人はアドバイスの対象外ですが、
前者の人にアドバイスを送るとすれば、
やはり、基礎を固める、
ということに尽きるのです。

たとえが変ですが、
グリップの握り方も覚えずにいきなり
ゴルフ場へ行ってプレーしてしまう人。

もっと変な例で言うと、
数学の公式も暗記してないうちに、
いきなり入試の過去問を解いてみるような人。

いませんか。


教科書の例題も解かないうちに過去問をやっている人、
学生時代、まわりにたくさんいましたっけ。
頭のいい人がやると、あるいは即効性はあるかもしれませんが、
しょせん砂上の楼閣です。

囲碁でズバリいうと、
ツケノビ定石も知らずに
有段者用の本を読んでいる人、
いませんか?

というより、
そういう人が
大勢いるのがわかっています。


基礎って実戦的でないし、面白くないのはわかります。
応用問題、面白いんですよ。
でも、囲碁に限らずたいていのことは
感情のままに楽しいことだけしていると上達しないのです。

上達している人は
楽しい対局の時間を我慢して少し削って、
基礎を学ぶ努力をしています。

自分より強い人を尊敬できるのは、
自分ができなかったその努力を尊敬できるからです。

たとえ、
いやなヤツでも、
ケチなヤツでも、
スケベなヤツでも、(関係ないか。。。)

自分より努力していることは事実で、それは否定できないから
その努力に対しては尊敬せざるを得ないのです。

凡人は言うに及ばず、
頭のいい人にも、地道な基礎を勉強してほしいと思います。

童話の世界だけで現実にはあり得ないと言われていることですが、
囲碁では、
ウサギがカメに追い抜かれることはよくありますから。


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