トップページ > 2009年01月

第130号 最初に強化すべきはどこか

囲碁、強くなりたいと思っている人は多いと思います。
そう思っても、思うだけで実際には何もしない人も多いと思います。

上達できない時期というのは、何をやったらいいのかが分からないために、
たとえ時間があったとしても何もしないで過ぎてしまっているのです。


あなたが今、何級であったとしても、
一定のレベルからジャンプアップしようと思ったとき、
いったい、何から始めたらいいのでしょうか。


自分の弱点をわかっている人はそれをやればいいのですが、
自分の弱点が分からない人は、

入門であっても、
初級であっても、
中級であっても、
有段者であっても、

布石の勉強をしてみましょう。


特に入門から中級者に多いのですが、
詰碁をやれば強くなると思っている人があまりにも
多いのに驚かされます。


しかも、難問に挑戦していたりして。

難問は何問解いてもすぐには上達しません。


それは今、インフルエンザで高熱が出ているのに
漢方薬を飲んでいるようなものです。

???


詰碁の勉強方法はまた別の機会に話すことにして、
とにかく布石の勉強って、しない人が多いのです。


なぜか。


たぶん、直接的な戦いが好きな人が多いのでしょう。
でもそれでは勝てないのです。


チャンバラが好きな人はすぐに刀を交えますが、
その前に相手の進行方向に落とし穴でも、掘っておきましょうよ。


布石というのはそういう戦略のこと。


布石がしっかりしている人は
あとから、あとから
前に打った一手、一手が効いてきます。


相手にしてみれば、
打ちたいところにすでに対局相手の石があって、
妨害される、打ちにくいということになるのです。


布石というのはあとになって、自分の石たちをつなげたり、助けたり、
また相手の打ちたいところにあらかじめ打っておくなど先々につながる
要所を占める戦略手のことです。



こういう手を相手の進む方向に落とし穴を掘っておく、
と表現したのですが、決して卑怯な手ということではなく、
ルールに沿った正当な戦略なのです。



死活や攻めが自分より強い人と戦っても、
布石がしっかりしていれば
互角に戦えます。



一局の始まりでいきなり敗勢になると
やる気もなくなり、
そのまま打ち続けると挽回のために無理な手を連発して、

ボロボロになります。

スタートが肝心。

スタートがうまく打てたら楽しいし、
行けるところまででもよいのです。


気分よく打ち進められます。

まずは、


布石の勉強!

23:10 | Page Top ▲