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第132号 人は過程を忘れるもの

入り口と出口は印象に残るので覚えているのですが、
その経過、過程というのは記憶から削除されやすいものです。
入門書と有段者向けの棋書が多いのはそのためです。

何を学んでも多くの場合、
上達した過程は忘れています。

囲碁の場合もタイトルを取るようなトッププロほど
中級向けの中途半端(?)な本は書かないようです。


。。。ということは

意識して記憶にとどめていなければ、やはり、
上達した過程というものは記憶に残りにくいということが言えそうです。

記録を取らずに一気に上達した人は
過程は当たり前のこととして、記憶のブラックボックスに収納
されてしまいます。

自分の上達の過程は記録しておきましょう、
自分の棋力に穴はないか。
上達の過程の記録があればそれも浮き彫りになります。


また、自分の棋力向上だけでなく、
後輩へのアドバイスにも役立ちます。
囲碁は一人でするものではありません。
かといって
二人だけでも機会が少なくて、結局続きません。

複数のメンバー、サークルなどに所属しないと
対局機会をどんどん失います。


サークルの中で
強くても教え方の下手な人は居場所を失います。
後輩の石をたくさん取っていじめて
囲碁をきらいにさせてやめさせてしまうような上手は
自らの居場所も失います。


ぜひ、勉強の過程を1冊のノートに記録してみましょう。
何を学んだか、
読んだ本のページと内容をメモするなり、
なるほどと思ったこと、
その該当ページをコピーしてファイルするなり・・・


上達を実感できたら、その直前2~3ヶ月に何をしていたか
を記録できれば、とても貴重なデータになるのです。
このような記録を上達を実感できてから思い出しながら記録するのは
かなり無理です。


常日頃から習慣として勉強の過程を
メモしていくことが必要になります。

上達の過程は宝です。
記録をとりましょう。
それはあなたの
大きな財産になるはずです。


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