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第143号 わかりやすさの原点

囲碁学習の中で、
わかりやすいということは、大切なことです。

プロ棋士や囲碁インストラクターの中にも、
その説明がわかりやすい人とわかりにくい人がいるのは事実です。

でも、
なぜ、わかりやすいのか?
なぜ、わかりにくいのか?
って考えたことがありますか?

それがわかれば正しい学習法がわかります。

いろいろな側面から、また棋力によっても
いろいろな考え方はあるでしょうが、
おそらく、
これが的を射ているのではないかというお話をします。


まず、わかりにくいものから指摘します。

それはプロの実践棋譜の解説。
アマの6段クラスなら理解できるかもしれません。
でも、テレビの囲碁講座も、市販の棋書もそんなのが多いんです。
初・中級者を馬鹿にしてるのか!
って、思います。

わかりやすい説明をしてくれるプロ棋士の教え方を
よーく分析すると、

かならず初歩の基本定石の原型をスタート基地にしています。

いきなり変化形から始めないし、
自慢げに難解定石の解説なんか始めません。

聞き手がほぼ100%知っているところを起点として
話を展開しています。
だからわかりやすいのです。


今、仮に基本をABCとし、D以降を応用とした場合、
聞き手が基本のABCを知っている人だからといって、
いきなりDから始めたりせず、

たとえば、

AからDへ

BからEへ

CからFへ


という風に話を展開していきます。
つまり、スタートはいつも基本。

そうしてみると、
自習するときも同じ。

10級なのにいきなり初段向けの高度な棋書を読もうとする人は
挫折するのが目に見えています。

ABCのAから一歩ずつ反復しながら
歩きましょう。


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