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第146号 あなたの囲碁知識はアクテイブになっているか?

囲碁の力というのは一体何なのか?
って、真剣に考えたことありますか。

具体的な話ではなく、一般論ですが、
それは大きく分けて思考力と知識力です。
そして最終兵器は思考力です。

もっとはっきり言えばヨミです。
囲碁においてはヨミに勝る力はありません

極論すれば、
すべてを短時間に読み通せるなら、知識は必要ありません。
その場で読めるのなら布石理論も定石も必要ないのです。
でも、それは机上の空論。

現在の人類の知能を結集したコンピューターでも
すべてを読むことはできないのです。
しかも、人間よりも弱い。
コンピューターは
人間の「思考力」+「知識」にさえ、及ばないのですから。

「知識」というと、単に知っているか知らないかだけのこと
と考え、あまり大したことではないとする向きもあります。
しかし、ヨミが完全でないのなら
知識の持つ重要性は非常に大きいのです。


何をするにもまずは知識の習得が必要なのはいうまでもありません。
でも、
知識=暗記ではありません。
暗記などするから
必要な時に頭から出てこないのです。

人に言われて
「あっ、そうそう、知ってる、知ってる」
っていう人多いですよね。

人に言われなければ出てこない知識はPassive(受動的)な知識です。
これはいくら知っていても、
いざというとき、つまり、対局の時、役に立たないのです。

「意識して使うことができない知識」
と言い換えることもできるかもしれません。

対局時に常に脳裏をよぎっている知識、いつでも意識して使える
Active(能動的)な知識に磨きあげないと、
知識の価値は上がらないのです。

勉強は2段階必要です。

【第1段階】 知らないことを知ること(Passive(受動的)な知識を得ること)

【第2段階】 Passive(受動的)な知識をActive(能動的)な知識に磨きあげること

なかなか上達しないと嘆く人は例外なく
上記の【第2段階】をやっていない人です。

Passive(受動的)な知識をActive(能動的)な知識に磨くにはどうしたら
いいか?
それは

1 知識を体系化すること

2 実戦で試す(経験する)こと

3 人に教えること、または人に教えるように自分に教えること

によって、可能になっていきます。
ちょっとした工夫が上達の足がかりになります。

漫然と勉強していても
上達のスピードは上がりません。


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