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July 31, 2011
第189号 対局場は2つ持て
前号の囲碁エッセイの中でアンケートを採りました。 あなたはどちらのタイプでしょうか。 ◆A 勉強嫌いだから対局だけしたい。 ┗ http://tutaeru.net/web/110205a.html ◆B 勉強は好きだけど負けるの嫌いなので強い人とは対局したくない。 ┗ http://tutaeru.net/web/110205b.html 回答に期限を設けていないので回答数が日々増えていますが、 2011年2月19日PM2:00現在での結果を報告します。 A 111人 B 175人 私の予想とは逆でした。 聞いてみなければ分からないものですね。 Aだと対策が難しいのです。 本を推薦しても本人が読まなければそれまでですし、 首に縄を付けて囲碁教室に 連れていくわけにもいきません。 勉強しろよ、歯磨けよ、 って言ってもドリフターズのカトちゃんのギャグになってしまうし・・・ 。 Bタイプの人は囲碁が好きなのに負けるのがイヤで やめてしまう可能性が高いのですが、 対策はあります。 Bの回答クリック先に対局ソフト「天頂の囲碁2」をリンクして 示しました。 負けが込んだときはしばらく人間相手ではなく、 対局ソフトで練習してみたら、という意味です。 さらにもう一つ、 これは「超最速!初段を目指す囲碁上達法」 ⇒ http://www.to99.net/syodan/ に書いている方法なので、有料で購入してくださった方には 申し訳ないのですが、ほんの一部なのでここで読者全員に その方法をシェアしたいと思います。 これは私が負けが込んで対局から遠のいたとき、 このままでは、囲碁を止めてしまうことになる。。。 でも、やめたくない。 そう思った時の工夫です。 それは、 対局の場を2つ持つということです。 1つは昇級をかけた真剣勝負の対局場。 十分勉強して納得できたときに使います。 通常は こちらしかない人が多いのです。 もうひとつは、 いくら負けても昇級・降級に関係のない練習目的の対局場です。 こちらで納得の行くまで勉強、調整をしてから昇級をかけた対局場 に行くということです。 対局ソフトをこちらの目的に使うのも有りでしょう。 どちらがネットであってもリアルの対局場であっても かまいません。 練習目的の対局場では、 プライドは関係ありません。 調整目的の練習で負けて悔しがるスポーツ選手はいません。 それと同じです。 そこではどのように打ったら、どうなるか じっくりと研究し、試せばよいのです。 くれぐれも 負けるのイヤさに囲碁から遠ざかることのないように してください。 |