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第244号 足し算、掛け算ができますか?

失礼なヤツだなと、
お思いでしょうが、
実際、できない人が多いのです。

世の中には、足し算で考えなければならないことと
掛け算で考えなければならないことがあります。

両者を混同している人は
どんな分野でも成功していません。

日本の教育では
ほとんどが足し算思考です。
しかも順算思考です。


1+1=?
の答を教えるのが日本の教育です。
答は必ずあり、しかも一つだけです。

1+1=2
を覚えたら100点を取ることができて、
東大に入れます。
。。。?


社会に出ると、
結果を2にするためにどうしたらいいか?
を考えなければならない場面のほうが多くなります。

つまり、
○+○=2
の○が答です。

これは逆算思考であり、かつ、答が複数あります。
1+1=2  でもいいし、
2+0=2   でもいいです。

あるいは、
0.5+1.5=2
でも正解です。

人によって個性が出ますが、
どれが一番いいのかはわかりません。
逆算思考ができる人はかなり優秀な人です。


でも、さらに掛け算ができないと
なかなか成功はできません。

足し算と掛け算の違いを知らないと、
どういうことになるか。

掛け算の場合も足し算と同じことを
してしまう人がいるのです。


2+0=2  だから、
2X0=2  としてしまう人がいるのです。 


囲碁もしかりです。
布石、三連星の打ち方を勉強しました。
中国流も勉強しました。
1+1=2  です。

布石、三連星の打ち方を勉強しました。
中国流はまだわかりません。
1+0=1  です。 

これは足し算思考でいいのです。
でも・・・

布石は超得意です。2です。
でも、死活まったく勉強していません! 0です。
2+0=2  です!

・・・ちがいますよね。
これは掛け算で考えないといけないところです。
2X0=0
です。

どんなに布石の達人でも、
死活がまったくわからなかったら、
対局では百戦したとしても1勝するのも困難でしょう。

部分力は足し算ですが、
総合力は掛け算で力が表に出ます。

ゼロや弱いところがあると、
そこがボトルネックになって全体の力が
落ちてしまいます。

すべてを同時に勉強していくことはできませんが、
長期的にはバランスよく勉強していくことが
上達の早道なのです。


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