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第281号 時代が変われば定石も変わる?

情報は新しくないと役に立ちません。
それははっきりとした事実です。

今、このメールを読んでいるあなたは
まさか、Windows 95は使っていないと思います。

そのあなたにとって
「Windows 95の便利な使い方」
という本があったとしても、役に立ちません。

「Windows 95」って何?
という人もいるかもしれません。
20年前ですもんね。

私が囲碁を始めたのも、ちょうどその頃です。
最初に覚えた定石が
「ツケノビ定石」でした。

その「ツケノビ定石」ですが、
20年後の今、全く役に立ちません!




・・・ってなことはないのです。

定石も100年単位で見れば変化することもあります。
最近では小目ツケヒキ定石が変わりました。
最近といっても
40年くらい前の話ですよ。

しかも、小目ツケヒキ定石は全く変わって
しまったのではなく、
新しい変化が取り入れられたと言った
ほうが適切かもしれません。

以前の定石は旧定石として、
新しい定石は新定石として
使う場面を分け合って、
ともに現在も生きています。

秀策の時代から1世紀以上を経て、
淘汰されて残った現在の定石が
今後、すっかり改正されてしまうということは
かなり確率の低いことです。

なぜなら、

定石には棋理という理論の筋が1本、
ビシッと通っているからです。


使っているパソコンのOS(Windows95 とか、Windows7 とか・・・)
が変わればその解説書も役に立たなくなってしまう
のとは事情が違うわけです。

Windows95の解説書は普遍の原理を解いているわけではないから
時間が経てば役に立たなくなってしまうのです。

「地を相手よりも多く残せば勝ち」
という囲碁の勝敗のルールが変わらない限り、
現在の定石が大きく変わってしまうということは
考えられません。

定石に限らず、
囲碁で学んだことが無駄になることは
ないのでその点は安心していいのです。

もし、囲碁の国際戦のルールが
日本ルール(地が多い方が勝ち)
から
中国ルール(盤上に残った石が多い方が勝ち)
に変わっら・・・?

もし、19路盤が廃止され、
21路盤が正式になったら・・・?

そのときは
定石もその他の打ち方も大きく変わるでしょう。
でも、世界各国のプロ棋士が飯の種にしている
今まで蓄積した囲碁のノウハウの多くの部分を
ゴミ箱に入れなければならなくなるので、


まあ、ありえないでしょう(笑)


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