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第14号 教わり上手になりましょう

小、中学生のころ、よく、分からないことがあったら質問しなさい、なんて先生に言われなかったでしょうか。
学校の勉強に限らず、仕事でも、趣味の習い事でも、何か新しいことを始めれば疑問は必ず生じます。

一部の天才を除けば全部スラスラと理解できるなどということは、まず、ありえません。
むしろ、本質を理解すればするほど疑問点が湧いてくるくるはずです。

雑誌やWebサイトには必ずと言っていいくらいQ&Aコーナー があります。自分が特に知りたいことがなければ、通り過ごしてしまうことが多いのですが実は重要なコーナーなのです。

Q&Aコーナーはよくある質問を採り上げているので、この中に自分と同じ質問がある可能性が高くなっています。利用者にとっても、同じ質問なら回答を待つより、即Q&Aコーナーを読んだほうが早く目的に到達します。

サイトの管理人からは同じ質問を複数受けて対応する時間の浪費を避けるというメリットがあり、それによって節約できる時間を他の新しい質問の対応やサイトのコンテンツの充実に充てる事が可能になります。

Q&Aコーナーに同じ質問がないため、新たに質問をする場合も、質問の仕方によって、効果が違ってきます。

いい質問というのは自分でも全力で調べ、考え、それでも分からない場合や、調べた結果、異なる複数の結論が生じた場合にする質問のことをいいます。
つまり、ポイントを十分に絞り込んだ質問のことです。

自分で調べる前に、面倒だからとにかく訊いちゃえ!
はマナー違反。
今はインターネットの使用環境があれば、Googleでたいていのことは調べられます。各サイトのQ&Aコーナーを辞書代わりに使ってはいけません。

また、これは非常に多いのですが、意味のわからない質問。
いつ、だれが、どこで、何を、どうした
主語、述語・・・などなど

えっ、とお思いでしょうが囲碁サブノートに来る質問も日本語になっていないものが半数あります。
自分ではわかっているつもりでも、文章にしたとき説明不足で誰にも解読できないものになっていることも多いのです。

また、回答者泣かせの質問が「抽象派」。
抽象派といっても絵画の流派ではありません。

「周囲に適度に石がある場合、三々に入って生きられるかどうか教えてください」

気持ちは分かりますが、これは最悪に近い質問です。
具体性がないのです。
自分が実際に遭遇して、困ったことがあったのでしょうがそのときの棋譜を保存する努力を怠った責任を回答者に転嫁しているわけです。

さらにひどいのが「お題派」。
「ヨセの方法を教えて下さい」

この質問者は回答者に本を1冊書かせようとしているのでしょうか。
これらの悪い質問例はどこに、誰に質問しても、回答が得られることは100%ありません。

じょうずな質問ができるのも上達するための条件です。
質問の仕方でその人が常識人かどうかが分かってしまいます。
質問の内容で囲碁が上達するかどうかが分かってしまいます。


(参考)

囲碁に限らず、いろいろなサイトを利用するときに最低限のマナーは守りたいものです。

回答者にきらわれる「教えて君」という存在があるそうです。
教えて君とはどんな人か、よくある例を示してみましょう。
私自身も他サイトに対してこんなことしていなかったか。
ちょっと、耳が痛いのですが。。。

1)挨拶なし。 敬語なし。 お礼なし。
2)ネットでは年齢は関係ない事を知らない。 (幼いことを武器にする)
3)決して自分では調べず、他人に調べさせる。
4)知ってるんだから教えるのは当然だと勘違いしている。
5)答える人を暇な人だと思っている。
6)自分が分からないと教え方が悪いと思う。
7)一気に2つも3つも質問してくる。
8)見当違いな質問をしてくる。
9)日本語を書けない(主語・述語がない)。
10)入力した文字を確認しない(おねがいしまsでゃす)。


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