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第145号 バカの方が上達するワケ

基本のABCって大切です。
とっても。

常々思っていたことですが、
日を追うごとにますますその思いは強くなります。

じゃー
基本のABCって何ですか?
って、今質問しました?


A・・・当たり前のことを
B・・・バカになって
C・・・ちゃんとやる

こういうタイトルの本が出ていますが、受け売りではなくて
本当にそう思います。

「当たり前のことをバカになってちゃんとやる」
ことができる人って、相当バカなので、そう多くはいません。

「当たり前のことをちゃんとやる」
ではダメなんですよ。
Bの「バカになって」
というところがミソです。


どんな分野でも
基本って、最初はシンプルでちょっと退屈だから
バカにならないとできないんですよ。

オレ、こんな簡単なことやってられない!
って人は頭のいい人に多いのですが、
こういう人は何においても、最後まで物事をやり遂げることはできません。

定石なんて、こんなもの覚えるのばかばかしい。
そう思った人は後に知るはずの囲碁の本当の面白さを
永久に知ることはできません。

定石の手順を碁盤に並べ、
何度も並べ、

対局でも同じ定石を打ってみて、
何度も打ってみて、

ありゃ、こんなはずじゃなかったと、
調べ直してまた打ち、

何度も負けて・・・
また調べて勉強し、
また負けて、
繰り返し負けて、

繰り返し研究し続ける・・・


「当たり前のことをバカになってちゃんとやる」
         
って、こういうことです。


そうすることでしか

見えてこないものがあります。


まずは、碁盤に並べること。
並べなければ
見えてこないものがあるのです。

上達する人は
バカになってちゃんとやってます。

もとからバカなら
バカになる必要がないので手間が省けます。

頭のよい人は、頭の中で考え、なかなか実行しません。
頭のよい人は、自分はバカにならずに、
他人(ひと)をバカにして実行しない傾向があります。

理解しているから何もしないのではなく、
理解していると妄想して何もしないのです。

だから
頭のよい人はビミョーに上達しません。

実際、周りの人たちを見ていて、
そう思います。

結局、
バカになった方が上達します。


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