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第153号 囲碁上達のための対価

何かを得るためには
同等の対価の支払が必要です。

たとえば、あなたが車を買えば、その対価として
150万円とか200万円とかの
お金を支払います。

逆にお金を得るためには

たとえば、
会社から給料をもらうために
あなたの労力と時間を支払うわけです。


こういう経済計算は理解できても、
趣味の世界のことになると
とたんに理解できない人が増えてしまいます。


たとえば、

囲碁強くなりたいんですが・・・

と言いながら、対価を払おうとしない人
いませんか。


囲碁上達のためにも、
それなりの対価が必要です。


その対価は
お金とは限りません。

・時間だったり
・あなたの努力だったり

するわけです。
この3つをすべて支払えば鬼に金棒です。
有段者はこの3つをすべて相当支払っています。


どうしたら上達できますか?

と質問してくる級位者は
ほとんどの場合、3つのうちのどれかをケチっています。


ひどい場合は3つとも支払っていない場合がありますが、
はっきり言って、厚かましすぎます。


時間は必ず支払わなければなりません。

努力もゼロというわけにはいきません。

唯一、ゼロでも行けそうなのがお金です。

でも、お金なしでは、その分、相当の時間と努力が必要です。
お金と努力・時間はある程度
互換性があります。


いい本があったら

それをお金で買い、
自分で知識を集める努力を減らすことができます。


本に書いてある知識を
自分で見つけようとしたら、莫大な努力と時間がかかります。


あなたは定石の本を買わずに
自分で定石を作りますか?

お金は努力と時間を調整するために使うものです。
でも、お金さえあれば上達できるというものではありません。


販売されている教材というものは
時間と努力を節約するために存在します。


努力と時間という対価をまったく支払わなければ
お金を何億円払おうと、上達はしません。


時間、努力、お金

この3つを自分の事情にあわせてうまく配分して
使うことが最も早い自分なりの囲碁上達法になるわけです。


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