トップページ >囲碁エッセイ> 第167号 上達を阻害するもの

第167号 上達を阻害するもの


正しい勉強法というのは意外に普及していません。
プロ棋士やインストラクターは決して間違ったことを
言っていないのだけど、

言葉が足りなかったり、
情報発信する場合に、幅広い囲碁学習者をひとまとめにして
同じことを言って、誤解を生んでいる、
というのが実態です。

相手の棋力を考慮しないために正しく伝わらない、

というのは現在の一般的な囲碁指導の欠陥です。
私は指導者側の問題を多く採り上げることが多いのですが、
実はもっと本質的な問題が学習する側に潜在します。

「いくらやっても上達しない」
という人、

それは
頭が悪いためでも
年齢のせいでもありません。

上達しないのは、その人が頑固なフィルターを持っている、
からです。

胸に手を当てて考えてみましょう。
いえ、隣の人の胸ではなく、自分の胸に。


こうしたほうがいいと言われても
我流を通している人

知っているのに
定石を打たずに、相手の無知にかけてみたくなる人

それは頑固な「上達しないフィルター」です。

定石を打ちましょうと、
いくら言っても、聞かない人。
ただ定石を打てばいいというものではない。。。
と。

それは定石の打てる人の発言です。

定石をまともに打ったことのない人が言ったとすれば、
上達を阻害する頑固なフィルターを持っている、
ということになります。


まずはそのまま定石を打ってみる。
そこから定石のメリット・デメリットが見えてきます。


あなたが
どんなに偉い人か、関係ありません。

わしはこの方法で成功した。
関係ありません。

あなたが大会社の社長であろうが、
有名な一流大学の教授であろうが、
東大卒であろうが
関係ありません。


偉い人に限りません。
へなちょこ会社のへっぽこ平社員でも
頑固者はいます。

頑固なフィルターをはずすことで

囲碁に限らず
世界は開けてきます。


23:11 | Page Top ▲