トップページ >囲碁エッセイ> 第176号 何時間勉強したら初段になれる

第176号 何時間勉強したら初段になれる

何時間勉強したら初段になれる


いったい何局対局したら
初段になれるのか。

これはよく話題になるテーマです。


一説によれば500局。
でも、これはかなり少なめの数字だという印象を受けます。
1000局対局しても初段になれない人もいます。

500局と言うのは
きちんと対局後に検討を行った場合の対局数と考えた方が
いいでしょう。

検討を行わない打ちっぱなしの対局の上達効果は
検討を行った対局の10分の1もないと、
反論覚悟であえて言い切りましょう。


相手のあることなので、
すべての対局で検討を行えるとは限らないので、
実際に初段に到達する対局数は

1000局、2000局、3000局・・・
人それぞれです。

ただ、ここで注意しなければならないのは
囲碁は対局のみで上達はしないということです。
そう、あなたの嫌いな勉強が必要です。

上達は対局と勉強の相乗効果によってもたらされます。
ならば初段になるまで何時間の勉強が必要か。

あまりそういうことは話題になりませんよね。

なぜか。



1日10時間勉強したら1年で
初段になれるでしょうか。

なれるか、ではなく、
ならなければいけないでしょうね。


1年、毎日10時間勉強したら
司法試験に受かって弁護士になってしまう人もいます。

囲碁初段になったって、アマだし、1円も稼げません。
かけた時間が同じだとしたら
どっちの勉強を選びますか。


囲碁やめて、弁護士になる!

なんて
・・・囲碁、止めないで下さいね。

囲碁の勉強にかける時間の貴重さを
言いたかっただけなのです。

同じ1日10時間でも
法律の勉強と囲碁の勉強では
苦痛と娯楽のちがいがあります。

そして、1日10時間は勉強しなくても
十分、初段に到達します。
ただし、効率的な勉強は必要になってきます。


これだけは言っておきます。

ネットで部分的な無料講座を
レベルも絞らずにむさぼっている人は

未来永劫、初段には到達できません。

レベルも絞らずに
ということは

10級の講座を読んだり、
6段の講座を読んだりということです。


これは
歌手になりたいのに美大に入学して絵を描いている
ようなものです。
そこまで外れてはいませんが(笑)、要は的外れ、ということです。

棋力に合った勉強としっかり検討を行う対局、

これが上達の両輪です。
そういった勉強と対局ができる環境を見つけて
実行した人がいち早く初段に到達できるといえるでしょう。


でもね、もっと大事なこと・・・

囲碁はとにかく好きでないと、上達できません。


23:46 | Page Top ▲