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第181号 残心

♪ 私、バカよね

  おバカさんよね♪


それは細川たかしの「心のこり」だろ!(ポカっ!)


ここで言いたいのは武道における残心(ざんしん)のこと。
ウキペディアから引用すると、

残心とは、

文字通り解釈すると、心が途切れないという意味。意識すること、
とくに技を終えた後、力を緩めたりくつろいでいながらも
注意を払っている状態を示す。


武道でいうと、ちょっと堅いですが、
身近なスポーツ、テニスでわかりやすい例があります。

いいショットを打った後に
ほとんどの人は自分のショットに酔ってしまうのですが、
そのため、そのボールを返されたら打ち返すことができません。


強い選手は
自分のナイスショットに酔うことなく、常に
「もしそれを返されたら」という態勢を整えます。

それが残心です。
卓球の場合も同じですね。

そして、
囲碁の場合も同じです。


良い手を打った直後ほど
気が緩んでチョンボをする確率が高くなります。
ああっ、と相手が頭を抱える・・・
やったぞ!

ところが・・・


石を取った
直後に
大石を取り返されたられた経験ありませんか?


それは残心がないからです。
無防備になってしまっているからです。

それは油断というほどの手抜きではないかもしれませんが、
次への構えができていないということです。


良い手を打てたと思ったら
余計気を引き締めてそのあとを
慎重に打たなければなりません。
勝負は
終わるまで気を抜いてはいけないのです。

囲碁の場合、「残心」は「ヨミ」と言い変えることが
できるかもしれません。

プロ棋士で誰が強いって、
そりゃ、
ヨミの深い棋士です。

勝負がつくまで
楽観せずに、常にヨミ続けなければいけません。


良い手を打った直後ほどミスしやすい、

ということを忘れないよう、意識しましょう。
それだけであなたの勝率は上がるはずです。


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