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第188号 インプットとアウトプットのバランス

囲碁はバランスのゲームだと言われます。

強引に相手の石をぐいぐい攻める・・・
もちろんそれも強さの一つですが、
碁盤上にバランス良く打っていると
勝ったという感じがなくても負けていません。
いわゆる「負けない碁」です。

そのバランスは対局、棋風の段階だけではなく、
勉強、研究の段階でも必要になります。
インプットとアウトプットというとどんなイメージがあるでしょうか。

エクセルに数値データを入力(インプット)していくと
パソコンが演算処理をして集計表を作成(アウトプット)する。
こんなイメージでしょうか。

囲碁では、
布石や詰碁を勉強して(インプット)、
対局で覚えたことを実際に打ってみる(アウトプット)。
と言うことになります。

あなたは自分のインプットとアウトプットのバランスについて
考えてみたことがあるでしょうか。
実はこのバランスのとれている人は非常に少ないのです。

囲碁が好きで囲碁に時間をかけている人は多いのですが、
皆がインプットとアウトプットのバランスをとっていれば、
皆が早々と有段者になっているはずですが、
残念ながら、現実はそうではありません。

好きなことだけしたい。

それは人間の本能ですが、
通常、本能のまま行動すると、
平均以下の結果が待っています。

なぜなら、
本能を抑えて我慢して
知的な行動をする人がわずかながらいるからです。


ここで、アンケートです。

A 勉強嫌いだから対局だけしたい。
B 勉強は好きだけど負けるの嫌いなので強い人とは対局したくない。

あなたはどちらのタイプでしょうか。


◆A 勉強嫌いだから対局だけしたい。
┗ http://tutaeru.net/web/110205a.html

◆B 勉強は好きだけど負けるの嫌いなので強い人とは対局したくない。
┗ http://tutaeru.net/web/110205b.html

それぞれのタイプの処方箋に飛びます。
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一般的には、
勉強嫌いだから対局だけしたい。
という人が多いと思いますが、

中には研究熱心なのに対局数が少ないため
思うように上達しない人もいます。

自分の気持ちや本能のためではなく、
対局する場や機会が少ない環境が原因なのかもしれませんが

インプット>アウトプット

の人は上達の下地があるのに、とてももったいないと思います。

勉強好きの人の中には
ノートの記録や整備にこだわりすぎる人も
いるようです。


ノートもつけない人と比べれば
圧倒的に知識もあるのですが、
かけた時間の割には
棋力が高くなりません。

出版するわけじゃないので
勉強のためのノートは「ざっくり」でいいのです。


いずれにしても、

勉強嫌いは勉強しなさい、
対局嫌いは対局しなさい

ということになります。


上達の早い人は例外なく、
このインプットとアウトプットのバランスが取れているのです。


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