トップページ >囲碁エッセイ> 第26号 いつ19路盤を始めたらいいか

第26号 いつ19路盤を始めたらいいか

碁盤には通常9路盤、13路盤、19路盤の3種類があります。
最近では、7路盤、5路盤の小さい碁盤や逆に21路盤の大きい碁盤もあるようですがこれらはやや例外といえるでしょう。
正式なのはやはり19路盤で、プロ棋士のタイトル戦も19路盤で行われます。

囲碁入門のとき使用するのはたいてい9路盤というサイズの碁盤です。
囲碁は大変ルールの少ないやさしいゲームですが、しいて言えば終わり方がちょっと分かりにくいのです。

そのため9路盤という小さいサイズの碁盤を使用して1局全体のゲームの流れを短時間で把握し、マスターするのが効果的な囲碁の勉強法だと考えられているようです。

入門者の方から多い質問の一つに
「いつ19路盤を始めたらいいか」
というのがあります。

私はこの質問に対しては、ルールを覚えて9路盤が最後まで打てて勝敗が分かるようになったら、13路盤をとばしてでもすぐ19路盤をはじめたほうがいいとアドバイスしています。

ネットでは9路盤の対局ソフトが無料で入手でき、10分程度で1局打てる手軽さもあって、9路盤からなかなか離れられない初心者が多いのが実情です。

もちろん9路盤の愛好者は多いしそのゲーム性を否定するものではありませんが19路盤にこそ囲碁の本来の奥深さがあります。

一部の9路盤愛好者をのぞけば19路盤を打てるようになった人が再び9路盤にもどるケースは皆無に近いはずです。
それは19路盤の奥深さに気付いたからに他なりません。

ゴルフにたとえると、

9路盤はパターゴルフ、
13路盤はショートコース、
19路盤はゴルフ場、

といったところでしょうか。
ゴルフ場でプレーを経験した人がパターゴルフの方が面白いと思うでしょうか。

せっかく囲碁を始めた人が、
9路盤や13路盤だけで終わってほしくないと思います。
19路の広大なゴルフ場で思い切り打ってみてください。


01:02 | Trackbacks (0) | Page Top ▲