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第271号 指導碁と棋譜添削の効果

囲碁の勉強方法と言えば、
棋書などによる自己学習と実戦対局があります。

この2つはどちらが不足しても
上達が遅れるので、
確かに上達のための両輪と言えます。


通常はこの2つで十分に上達できます。
しかし、自己学習に関しては
一人では行き詰ったときにやる気が出ないし、
間をおいてしまうと上達も停滞します。


何でもそうですが
一人の勉強ってつらいものです。

行き詰ったときに
後押ししてくれる仲間とかがいる環境
がある人はとても幸せです。

でも、住んでる地域とか、仕事などの関係で
そういう環境を得られない人も多いわけです。


さらに言えば
後押ししてくれる仲間だけでなく、
教えてくれる先生がいればもっと良いわけです。

そのことに気付いた人は
本当に効果があるかどうかは別としても
囲碁教室などに通うわけです。


自己学習が基本だとしても
囲碁教室での集合授業やマンツーマン指導は
上達の最終的な切り札と言えるでしょう。

ただ、その最終切り札としての効果を果たしていない
囲碁教室も多いので注意が必要です。


囲碁教室が効果を果たすためには
ただ囲碁教室に通うだけではだめなのです。


囲碁教室が効果を果たすための学習要素には
定石、死活、布石・・・などのカリキュラムの他

(1)指導碁

(2)棋譜添削

の2つが必要です。
この2つを実施していない囲碁教室なんて
儲け主義のまがい物なので
気をつけましょう


そしてこの2つ、つまり指導碁と棋譜添削は
関連性が強いのが特徴です。

指導碁の場合、
指導碁を受けて、説明してもらっても
級位者のうちはそのときはわかっても
家に帰ったら忘れます。

棋譜を覚えられないからです。


だから

指導碁の内容を棋譜添削という形で
ペーパー上に残して受け取って、
家に持ち帰って復習するのが学習の理想形です。



また、棋譜添削は指導碁を伴わない単独の形でも可能です。
指導碁の棋譜でなく、対局者同士の棋譜の添削でも十分学習効果があります。


でも、棋譜を覚えられない級位者に
指導碁を打って、
覚えてくれただろう、
教えたのにどうして覚えていないんだ、

やる気がないのか・・・
と思う指導者が多いのが実情です。


自分の目線から受講者の目線に降りてこれない指導者には
教えてもらわない方がいいです。


高校受験や大学受験と同じで、
先生は受講生が選ぶものです。
先生が生徒を選ぶのではありません。


上達や勉強方法に行き詰ったら、また、
本気で上達したいとと思ったら

指導碁と棋譜添削という学習手段を
検討してみる必要があるでしょう。



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