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第277号 クソ真面目にやってられるか

唐突ですがお尋ねします。

あなたは真面目な人ですか?


有名な教育関係の論文でスパイラル学習法という
有名な理論があります。

簡単に言えば、
勉強のできる子とできない子の
勉強方法の違いとは?

ということなのですが、
これは子供の学習だけでなく、
おとなの場合のどんな勉強や習い事にも
当てはまります。

この理論によればテキストや問題集を
1ページ目からじっくり一歩一歩確実に理解し、
マスターしていく真面目な子は
勉強が出来ない子なのです。

なぜなら、
1度つまづいたら1歩も先に進めなくなるし、
たとえ、半分まで学習をすすめたとしても
その段階ではその勉強の全体像もキモ部分がわからず、
学習進度は実質ゼロなわけです。

完全に理解できなくてもいいから
とにかく、まず一冊全体に目を通して、
2回目はちょっと深いところまで勉強する。
3回目はもっと…

というふうにだんだんと深度を深めて
勉強するのが一番身に付くのです。

もちろん、1回目でマスターできるはずもないのですが、
そこで全体像が把握できるわけです。

2回目、3回目とすすめていくうちに

前回理解できなかったところがだんだん理解できるようになり、
最終的には
何が大切なのか、重要ポイントも把握できるようになります。

まるで素人が壁にペンキを塗るように
1回では完璧に塗れませんが、
2回目、3回目と回を重ねることによって
塗り漏らした箇所がだんだん埋まっていきます。

それがスパイラル学習法です。

つまり、
同じ題材を何度も用いて、
学習する内容のレベルを上げながら理解を深化させる学習法
のことです。

大人になればなるほど、また、
真面目な人ほど
中途半端に終わらせたくないという気持ちも働いて
その都度、部分的に知識を完成させたくなります。

理解できない部分があるのが気持ち悪くて、
完全理解を目指して途中で立ち止まって
しまうのです。
これが進まなくなる原因です。

理解できなくても
まずは一通り読んでみる、やってみる。
そういうある意味、いい加減なほうが
物事は完成します。
1度で完成させる必要はないわけです。


囲碁では、特に独学の人は学習にムラがあり、
強い部分と弱い部分が共存しています。
だから、その棋力なら普通は当然知っているはず
のことが理解できないというアンバランスな状態
もあります。

それを無理に理解しようとすると
時間もかかり、ストレスもかかります。
わからないことは二度目、三度目で
塗り直せばいいのです。


あなたは
囲碁の勉強中にわからないことにぶつかって
そこでずっと立ち止まっていませんか?



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