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第278号 目指せ!一番

ある町に、営業意欲満々の
Aパン、Bパン、Cパンの
3軒のパン屋さんがいました。

Aパンは今年は町一番のパン屋になろうという目標を立てました。
Bパンは今年は日本一のパン屋になろうという目標を立てました。
Cパン今年は世界一のパン屋になろうという目標を立てました。

この中で一番大きく売り上げを伸ばし、
成長したのはどのパン屋さんだったでしょうか?


正解はAパンでした。
町一番を目指したAパンでした。

えっ、そんな小さい目標なのに?


でも、
業績を伸ばしたのは町一番を目指したAパンで、
Bパン、Cパンの両方とも
営業成績を伸ばすことはできませんでした。

なぜか?



あなたはパン屋さんではないかもしれませんが、
ちょっとイメージしてみてください。

日本一のパン屋さんになるためには
何をしたらいいかわかりますか?


世界一のパン屋さんになるために
どうしたらいいのかわかりますか?


多分、わからないと思います。
だって、ライバルのほかのパン屋さんに
どんな店があるのかも知らないし、
どんな味のパンを作っているかも知りません。

知ろうとしても
日本中や世界中を旅行してパン屋さん巡りをしなければ
いけないので、非現実的です。

でも、町内のパン屋さんだけなら
その全てを試食することはできるでしょう。

そしてそれを上回る味を追求するか、
同じ味のレベルで価格を下げるためのコストダウン
を検討するという具体策が思いつきます。

ポイントは
目標を達成するための具体策を考え、実行できるか?
という点なのです。

目標は大きい方がいいのですが、
見えないゴールにはだれも到達できないのです。


あなたも
年初にあたって、今年は
10級になりたいとか
初段になりたいとか
目標を立てているかもしれません。

でも、
10級になるために何をすれば良いか見えていますか?

初段になるために何をすれば良いか見えていますか?



具体的な棋書、テキスト、
対局をする場所、
年間目標対局数、
等々、具体策が見えているでしょうか?

具体策がない目標は目標ではなく、「夢」です。
「夢」もなければいけませんが、
夢の次には具体的な目標が必要です。

夢だけではゴールには到達できません。



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