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第298号 詰碁本の解説を書こう

第296号で、詰碁を作ると気力がアップします
という話をしました。
でも、もしか知たらそれは敷居が高いと
感じたかもしれません。

詰碁を作ることは決して難しいことではないのですが、
もう少しとっつきやすい方法もお伝えしたいと思います。


詰碁の本を1冊も持っていないという人は
多分いないと思います。
むしろ、3冊も4冊も持っている
という人が多いかもしれません。

そして、何冊も持っているのに
これは!という詰碁本にめぐり会えない、
と思っていませんか。

「ひと目シリーズ」のようなやさしい詰碁の場合は
問題ないかもしれません。
あれは良い本です。
でも、勉強の過程では
もう少し骨のある詰碁や死活も必要です。

と、思って有段用と行かないまでも
中級・上級用の詰碁本を購入したことはありませんか?
私の個人的な状況で言えば、
かなりチェックを入れていますが
入門以来、詰碁の良本にめぐり合っていません。

詰碁問題集に関していえば、
問題が1ページで、棋譜図が一つ。
解答が1ページで棋譜図が二つ。
のパターンが圧倒的に多く、
解答で棋譜図が4つあればいい方です。

紙面の都合上、
棋譜図が5つとか7つの奇数はありえない。
何が言いたいのかというと、
詰碁問題集というのは、ほぼ例外なく
編者・出版者の都合によって
機械的に
1問=偶数ページ単位
で作成され、
読者が理解できるだけの解答棋譜図やページを
用意しようという発想はもともと存在しない
ということです。

この解答・解説・・・わからない
ということがないですか?
これじゃ、普通の人はわからないよね
というものがたくさんあります。

「これで白死です。」
と書いてあっても
なぜ死なのかかわからない。
要するに限られたスペースしか使えないので
解説が不十分なのです。

解説棋譜図を2つで、あるいは4つで
1ページに収めなければならないという
出版社の都合に著者も縛られているからです。

商業出版ではなくて、個人的なものなら
棋譜図が5つで、ページの半分が空いてしまっても
どうということはありません。

ある問題の解説は棋譜図2つで、
ある問題の解説は棋譜図7つで・・・
でも構わない。


実質的な詰碁の本を作成しようとすれば
解説のための棋譜図の数やページ数に
こだわらなくてもいいはずですが、それができない。
これが市販棋書の弱点です。

ならば・・・


(1)棋譜図の少なくて解説がわからないもの。
(2)碁盤に並べて進行させてはじめてわかったもの。
(3)自分はわかったけれど、自分よりちょっと
   棋力が低いとわからない人もいるのではないかも思うもの。


そういった詰碁本の

完全解説版を自分で作ってしまう

という手があります。

わかりやすく言えば、
最初は解けなかった詰碁を
自分がどうやって理解したか、
の過程を書くということです。


これも詰碁作成と同様に
棋力アップに効果があります。
詰碁作成はちょっと大変そうという場合の、
詰碁上達のためのおすすめの方法です。



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