April 03, 2007
第60号 囲碁と右脳
囲碁は右脳を使うゲームだと言われます。 厳密には右脳も、ですね。 人の脳には左脳と右脳があって、左脳は理論的思考や言語機能をつかさどり、右脳はイメージ(感覚的)機能をつかさどるという研究結果が発表されています。通常は左脳が働いている人が多く、右脳はほとんど休眠している人が多いそうです。右脳の働きが強いのは芸術家くらいなのでしょうか? あなたの右脳はどのくらい発達しているか、知りたいと思いませんか。 一時、話題になったのでご存知の方もいらっしゃるかもしれません。 あなたの脳が右脳のほうが強いか、左脳の方が強いかを調べる方法があります。 知識をインプットするときとアウトプットするときでどちらの脳が働くかを調べます。 インプットとは新しい知識を自分の知識として受け入れるかどうかをチェックする脳の働きです。 アウトプットとは自分の知識を人に伝えたり、説明したりするときの脳の働きです。 左右の手の指を組んでみましょう。 左右の親指の位置を見ます。 左の親指が下になった人はインプットにおいて左脳が働く人です。 右の親指が下になった人はインプットにおいて右脳が働く人です。 こんどは 腕を組んでください。 左右の腕の位置を見ます。 左腕が下になった人はアウトプットにおいて左脳が働く人です。 右腕が下になった人はアウトプットにおいて右脳が働く人です。 ただし、これ当てはまる率は70%程度だそうです。 みんな同じ結果なのではと思いきや、皆、それぞれです。 皆さんはどうでしたか? 私の場合は・・・ インプットは左脳 アウトプットは右脳 でした。 自分の自己評価と一致していました。 知識は理にかなったものしか取り入れません。 ピタゴラスの定理はインプットしますが、 霊は存在する、という知識はインプットしません。(笑) 人に説明する時は、論理で押すより、なるべく図や表を使って感覚的な理解を求めるようにしています。 さて、これが囲碁の上達にどのように影響するか・・・ もしかして、インプットも右脳の方が囲碁向きなのでしょうか? だとしたら、私には囲碁の才能はありません。ありゃー。 |