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第67号  棋力差について


原則として囲碁は同じ棋力の2人が対局するものです。

その場合、先手のほうが有利になるので、コミで調整しています。
これを互先(たがいせん)といいます。

よく、変換ミスで「互戦」って書く人がいるのでご注意下さい。
・・・って、私のことですか^^;

この互先が基本なのですが、
囲碁が凄いところは棋力が異なっていても置き石によって、棋力調整をして対局が可能なことです。

これを置碁(おきご)といいます。
置き石1つが1段級差。

10級と5級の人でも置き石5つ(5子・・・ごし  といいます)
初段と6段の人も置き石5子。

どのレベルでも置き石1つが1段級差。
これが見事に成立します。

当たり前のようですが、ちょっと不思議と言えば不思議。

でも、勘違いするといけないのですが、
棋力は整数比例的なものではありません。
また、強さは置き石の数に整数比例するものでもありません。

10級の人が5級の人には5子。
初段の人が6段の人には5子。

当然、10級の人が6段の人には10子。

でも、10級の人にとって、6段の人は初段の人より2倍強い、
とはいいません。

おそらく、もっと強いです。
というより、何倍強いという表現は適切ではないでしょう。

置石は一つ加えるごとに、加える石一つの価値が大きくなります。

つまり、置石4つから一つ加えて置石5つにする場合の5つ目の石より、置石5つから一つ加えて置石6つにする場合の6つ目の石の方が大きい価値を持ちます。

それはすでに置いてある石との累積効果、連携効果が生じるからです。
前にお話した限界効用逓減の法則とは逆になります。

強さは整数比例ではなく、対数(log)で表現できるかもしれません。

違うか?(笑)
文系の私の言う事なので、数学的根拠ありません。
けっこう、いい加減だったりします。

うわぁー
学生時代のキライな数学、思い出させるなよ、

って怒られそうなので、この辺で^^;


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