April 18, 2007
第75号 実践目標は小刻みに
今はどっぷり囲碁に浸かっている私ですが、 最初から囲碁が好きだったわけではありません。 若い頃2度、3度、ほんの入り口で止めてしまった経験があります。 最初の挫折、 社会人になって2~3年目。職場の1年先輩に5段の人がいました。 彼はそれこそ今の私のように 「囲碁、やろうよ」 って、同期や後輩をさそっていました。 私も誘われたのですが、その時、囲碁を始めることはありませんでした。 なぜ、このとき囲碁やらなかったのか・・・ 昼休みにちょっと囲碁のわかる同期の友人と碁盤で部分図を検討してみました。囲碁ってどんなゲームなのかな~と軽い気持ちで。 20手くらい先まで検討して、 「結局、ここまで読めないと最初の一手は打てないね。」 という結論になりました。 囲碁って読みのゲームなんだ・・・ こんな疲れるゲーム、やりたくない。 仕事の疲れを癒したいのにこれじゃ余計疲れちゃうよ。 という理由で囲碁をはじめなかったのです。 何がいけなかったのか。。。 こういう詳しい検討は入門者には百害あって一利なしです。 まだ、入門もしていない初心者が プロまがいの20手先読みができないと囲碁はできないもの、 と思ってしまったんですね。 最初にゴールを見ては、あまりの大変さにやる気を失います。 3手先まで読めばいいのです。 3手進んでから、またその先3手を読めばいいのです。 マラソンをやっている人に聞いたことがあります。 最初からゴールをイメージしたら、気が重く、疲れて完走できない。 途中でゴールまでの距離をイメージしたら、 もう無理かもしれないと思ってしまう。 5キロ地点、10キロ地点。。。 と目標は小刻みに設定し、確実に実行していく。 もちろん、ゴールを設定するのは大切なこと。 しかし、 最初から完璧をねらうとスタート位置にもつかないうちに終わってしまう、 ということになりかねません。 何段階かの中間ゴールを設定するということが、 完走するために効果的なのかもしれません。 |

comments