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第77号  知ることの本当の意味


あなたが囲碁上達の方法を10コ知っているとします。

そこで囲碁の先生に
これが最も重要な囲碁上達の方法だよ、
と、2つの方法を教えてもらったとします。

それはあなたの知っている10個の方法の中に含まれていました。
さて、あなたは先生のこのアドバイスが役に立った、と思いますか?
それなら知っていたよ、がっかり、と思いますか?

よく考えてね。


それなら知っていたよ。今日は新しい収穫なかったな。
と思ったのではないでしょうか。

自分のバックボーンとなる知識が乏しいと、重要だといわれても、
「そうなんだ。」
と思うだけで、おそらく実行しないでしょう。

ピンと来ないからです。
それが普通です。

知識として持っている、ということと
実行しなければいけないこととして認識すること
の違いは天と地ほどの違いがあります。

知識は質と量が必要です。

たくさんのこと(量)を知っていても
その重要度の違いや実行すべき順序(質)を知らないと
宝の持ち腐れになります。

10個並列的に知っていた事の重要度を知るということは知識の質がアップしたということです。

すでに10項目知っていた、
そのうち2つを重要だと知った。

知識の量は増えないけれど、知識の質が深まった。
この成果はとても大きいと考えて欲しいのです。

既存の知識に重要度の順番や、実行すべき順序を与えるということは新しい知識を手に入れることと同じくらい、いやそれ以上に大切なことです。

この考え方ができると上達は予想以上に早まります。
もちろん、実行すればの話ですが。


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