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第83号  対局すれば強くなる?


囲碁を覚えたい、強くなりたい
と思ったらあなたは何をしますか。

とにかく対局をして実戦で覚えていく?!

ネット碁なら移動時間がかからないので、
1日5局、年間1500局。
熱心な人なら不可能じゃありません。
時間のある学生ならありうる話です。

1500局というと、
囲碁初段になるまでの平均対局数をおそらく超えています。
1年で初段、不可能な話じゃないのです。

でも、実戦だけで初段まで上達しようとすると、1500局では足りません。
最初の500局は全くムダ、
それどころか変な癖が付いてマイナス。

そのことに気がついて、
その変な癖を直そうとすれば、さらに500局。
結局1500局打っても、実質500局打ったことにしかなりません。
気がつかなければ、何万局打っても級位者です。

囲碁を覚え始めた初期こそ、
基本の学習と実戦対局を車の両輪のごとく並行して欲しいのです。

隅の打ち方、シマリ、カカリ、ウケ、ハサミ・・・
基本中の基本ですが、これを知らずに対局をしてしまう人が非常に多いのです。

とにかく楽しさを覚えてもらうため、小難しいことは後にして、
石取り中心に対局をしてもらう。。。

囲碁人口を増やそうとして、そんな指導をする向きが多いのですが、
それは「囲碁をのぞいて見ただけで去っていく人口」を増やすだけ。
囲碁人口は増えません。

最初はちょっと難しく感じるかもしれません。
というより、
何もしないでもできる遊びだと思っている人が多いらしく、

「えっ、囲碁って勉強しないといけないの?」

・・・当たり前じゃ~(笑)


隅の打ち方、シマリ、カカリ、ウケ、ハサミ・・・
これだけは勉強してから対局して下さい。
正しい打ち方を真似して始めて下さい。

着手禁止点以外ならどこに打っても自由です、
って教えてもらってもその気にならないで下さい。

辺や中央の任意の場所から打ちはじめる人。。。
初手から第一線や第二線を這っている人。。。

ルール違反にはなりませんが、勝てません。
あしからず・・・

自己流で対局だけを繰り返すと、
やがては行き詰まり、結局やめてしまうハメになってしまいます。


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