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第4号 情報は少ない方がいい

インターネットの普及により今や情報はネット上にあふれかえっています。
情報が増えてくると当然、情報間に矛盾が生じてきます。これは極端な場合には誤情報の存在を意味します。

そうなると情報が多いことのデメリットも生じてきます。利用者が自身の判断と責任において優良な情報とそうでない情報とを見分けなければなりません。

囲碁についても様々なサイトが情報を提供しています。
基本的には企業の宣伝サイトと個人の無料情報提供サイトの2つがあります。
企業の宣伝サイトはもともと無料で情報を提供する意思はありません。自社の製品を購入してもらえることを目的に一部情報を無料提供しているわけです。
無料情報を得るためには、必要ない?宣伝も付いてくるわけです。

営利を目的としない個人(グループも含みます)サイトは基本的には善意のかたまりです。レベルの高い優良な情報を提供しているサイトも数多くあり、利用しない手はありません。

いずれも優良な情報は利用すべきでしょう。
しかし、そこで問題になるのが「情報過多」です。
良いサイトの選択基準に「情報量が豊富」であることを挙げる人は多いのですが果たしてそれでよいのでしょうか。

集めようと思えばいくらでも情報は集められます。
しかし、囲碁を覚えたり強くなるために、必要以上にたくさん勉強したいと思う人はいないはずです。

同じレベルに達するなら、合理的になるべく少ない勉強量で済ませたいはずです。それで余った時間はさらに上に上がるための勉強に使えばいいのです。

私たちはややもすると「多い」ことに価値を認めようとする傾向がありますが情報は多いことに価値があるのではなく、厳選された結果である「少ない」ことにこそ価値があるのです。

有料情報については特に「多い」ことに価値を認めようとする傾向が強いので注意が必要です。

ただ数を集めた詰碁1000題の問題集より、体系的に厳選された100題の問題集のほうが何百倍も価値があるはずです。

まずは情報を集めることが必要であることは否定できません。
しかし、集めた情報を取捨選択していく力のある人が速く上達していくのではないかと思うのです。





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