トップページ >囲碁エッセイ> 第8号 大人と子供の勉強法は違う

第8号 大人と子供の勉強法は違う

囲碁って上達する人はとても早く上達してしまいます。その反面、途中でスピードダウンしてしまう人も大勢います。
もちろん、上達の早い人の方が少数派です。
奥が深く、たやすく目標を達成できないからこそ、生涯の趣味として不足ないと思うのですが、少しでも進歩していないとちょっと不安になってきます。

上達の早い人の勉強法を研究するのが効果がありそうだと、誰でも思います。子供の上達の早いケースに着目するのもアイデアです。
子供の頭は柔軟で真っ白。どんな色にも染まります。
詰碁、棋譜並べ。。。などどんどん吸収していきます。

自分もやってみて、
あれっ?
最初は効果があるようだけど。。。
そのあと、さっぱり。
ここでやっと、大人と子供では上達方法が異なるのではないかと気がつきま
す。

子供が詰碁や棋譜並べで理屈ぬきで覚えてしまうことって何でしょうか。
それは「囲碁の基本的な考え方」なのではないか。

大脳の未発達な子供は詰碁や棋譜並べをしながらそこから条件反射のように
「形、筋」を認識し、そこから「囲碁の基本的な考え方」を理屈ではなく結果として記憶し、学び取っている・・・

基本的手段は「模倣」です。
子供は理解できなくても記憶してしまいます。
大人はそれを暗記と称して避けてしまう。

大人の発達した(堅くなったとも言う)大脳には検閲官がいて、不道徳なものや理にかなっていないものは受け入れません。
そのため自分の理解できないことはインプットすることが出来ないのです。

もちろん、個人差がありますが、
自分は子供のような素直で柔軟な脳を持っているか、あるいは堅くなった大人の脳を持っているかを判断して、勉強方法を工夫したほうが良さそうです。

通常は大人が子供の真似をしても記憶力の差で追いつくことはできないでしょう。記憶で学ぶだけではなく、納得できる理論で「囲碁の基本的な考え方」を学ぶ方法も取り入れてみたら効果があるかもしれません。


00:09 | Trackbacks (0) | Page Top ▲