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5 ポン抜き30目


序盤から中盤にかけて1目を抜いた形がAやBです。
これをポン抜きといい、その価値は30目ある。というのがこの格言です。
序盤から中盤にかけての大場に打つ一手の価値は正確には計算できませんが、プロはおおよそ25目くらいとふんでいるようです。
ポン抜きはそれよりも大きいというわけです。

1図
**ABCDEFGHJKLMNOPQRST**
19┌┬┬┬┬┬┬┬┬┬┬┬┬┬┬┬┬┬┐19
18├┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┤18
17├┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼●┼┼┤17
16├┼┼・┼┼┼┼┼・┼┼A┼●・●┼┤16
15├┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼●┼┼┤15
14├┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┤14
13├┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┤13
12├┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┤12
11├┼┼┼┼┼┼┼┼●┼┼┼┼┼┼┼┼┤11
10├┼┼・┼┼B┼●・●┼┼┼┼・┼┼┤10
09├┼┼┼┼┼┼┼┼●┼┼┼┼┼┼┼┼┤09
08├┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┤08
07├┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┤07
06├┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┤06
05├┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┤05
04├┼┼・┼┼┼┼┼・┼┼┼┼┼・┼┼┤04
03├┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┤03
02├┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┤02
01└┴┴┴┴┴┴┴┴┴┴┴┴┴┴┴┴┴┘01
**ABCDEFGHJKLMNOPQRST**


ただ、本当に30目あるかといえば、これは物のたとえで、ケースバイケースです。
1子取って2目の地、そのほかに外勢の価値が28目あるというのでしょうか。外勢の価値はそれこそ周囲の状況次第。いつも30目あるとは思えません。
依田紀基名人は、
「抜かれた1目は本来ならどこか大場に打てたはずの1手をパスしたのと同じ。その価値もふくめて約30目であろう。」
と説明しています。

また、1図で、Aのように隅にある場合とBのように真ん中にある場合ではその価値には大差があります。

2図を見てください。
分かりやすくするため9路盤で説明しますが、
黒白それぞれポン抜きが1つずつあります。
この状態から黒先(コミなし)で対局することを考えてみましょう。
黒、圧倒的に不利な状態であると実感できるでしょうか。
隅の死活によほど習熟し、白を相当上回る棋力がないと黒は勝てません。

2図
**ABCDEFGHJ**
09┌┬┬┬┬┬┬●┐09
08├┼┼┼┼┼●┼●08
07├┼┼┼┼┼┼●┤07
06├┼┼┼○┼┼┼┤06
05├┼┼○・○┼┼┤05
04├┼┼┼○┼┼┼┤04
03├┼┼┼┼┼┼┼┤03
02├┼┼┼┼┼┼┼┤02
01└┴┴┴┴┴┴┴┘01
**ABCDEFGHJ**



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