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6 2子(にもく)にして捨てよ


[1図]白からAと1子取るには合計4手かかります。
    Bと2子取るには合計6手必要です。
    1子多く取らせるために相手に2子かけさせることになります。

    どうせ取られるなら相手に手数をかけさせれば、その間に自分は少し
    でもいいところに打てる可能性がある。
    というのがこの格言の教えです。


1図
**ABCDEFGHJKLMNOPQRST**
19┌┬┬┬┬┬┬┬┬┬┬┬┬┬┬┬┬┬┐19
18├┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┤18
17├┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┤17
16├┼┼・┼B┼┼┼・┼┼┼A┼・┼┼┤16
15├┼┼┼○●○┼┼┼┼┼○●○┼┼┼┤15
14├┼┼┼○●○┼┼┼┼┼┼○┼┼┼┼┤14
13├┼┼┼┼○┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┤13
12├┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┤12
11├┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┤11
**ABCDEFGHJKLMNOPQRST**


[2図]具体例で見てみましょう。黒番です。
    黒1子をあきらめて黒1と打てば白2と抜かれて味も素っ気もありま
    せん。
    3図のようになっているわけです。
    このままでは黒3子も安定していません。

2図
**KLMNOPQRST**
19┬┬┬┬┬┬┬┬┬┐19
18┼┼┼┼┼2┼┼┼┤18
17┼┼┼1○●○┼┼┤17
16・┼┼●●○・○┼┤16
15┼┼┼┼┼┼┼┼┼┤15
14┼┼┼┼┼┼┼┼┼┤14
13┼┼┼┼┼┼┼┼┼┤13
12┼┼┼┼┼┼┼┼┼┤12
11┼┼┼┼┼┼┼┼┼┤11
**KLMNOPQRST**


3図
**KLMNOPQRST**
19┬┬┬┬┬┬┬┬┬┐19
18┼┼┼┼┼○┼┼┼┤18
17┼┼┼●○┼○┼┼┤17
16・┼┼●●○・○┼┤16
15┼┼┼┼┼┼┼┼┼┤15
14┼┼┼┼┼┼┼┼┼┤14
13┼┼┼┼┼┼┼┼┼┤13
12┼┼┼┼┼┼┼┼┼┤12
11┼┼┼┼┼┼┼┼┼┤11
**KLMNOPQRST**


[4図]そこで黒1と打ちます。
    これは逃げ出して生きようとするのではありません。


4図
**KLMNOPQRST**
19┬┬┬┬┬┬┬┬┬┐19
18┼┼┼┼┼1┼┼┼┤18
17┼┼┼┼○●○┼┼┤17
16・┼┼●●○・○┼┤16
15┼┼┼┼┼┼┼┼┼┤15
14┼┼┼┼┼┼┼┼┼┤14
13┼┼┼┼┼┼┼┼┼┤13
12┼┼┼┼┼┼┼┼┼┤12
11┼┼┼┼┼┼┼┼┼┤11
**KLMNOPQRST**


[5図]次の手順が通常は両者にとってベストになります。
    白にとっては2のコスミが手筋です。
    白6を省くと逆に2子取られるので省けません。

5図
**KLMNOPQRST**
19┬┬┬┬┬┬┬┬┬┐19
18┼┼┼261┼┼┼┤18
17┼5┼┼○●○┼┼┤17
16・┼┼●●○4○┼┤16
15┼┼┼┼┼3┼┼┼┤15
14┼┼┼┼┼┼┼┼┼┤14
13┼┼┼┼┼┼┼┼┼┤13
12┼┼┼┼┼┼┼┼┼┤12
11┼┼┼┼┼┼┼┼┼┤11
**KLMNOPQRST**


[6図]5図を石で示すとこうなります。
    白に少し余計に地を与えますが黒は中央に勢力を張ります。
    しかも、取られる石を1子増やしたことによって黒は先手を取って大
    場に回れます。

    3図と比較してください。

6図
**KLMNOPQRST**
19┬┬┬┬┬┬┬┬┬┐19
18┼┼┼○○●┼┼┼┤18
17┼●┼┼○●○┼┼┤17
16・┼┼●●○○○┼┤16
15┼┼┼┼┼●┼┼┼┤15
14┼┼┼┼┼┼┼┼┼┤14
13┼┼┼┼┼┼┼┼┼┤13
12┼┼┼┼┼┼┼┼┼┤12
11┼┼┼┼┼┼┼┼┼┤11
**KLMNOPQRST**




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